子供のむちうちについて
子供のむちうちは、大人のむちうちとは違い軽度で治まることが多いです。
ただ衝撃の反動により頭を打ちつけることや、チャイルドシート・キッズシートに乗っていなかった場合には、大きなけがや重篤な状態になることもあるので、気をつけなければなりません。
なぜ軽度で治まるのか?
子供のむちうちの特徴として組織の柔軟性が高いので衝撃を吸収しやすいので軽度済むため、治りやすくもあります。
しかし、子供だからこそ気をつけなければいけないこともあります。
乳児から小学生低学年にかけてはうまく痛みなど伝えることができません。
たとえ、その場では親御様が大丈夫と感じていても後々、頭の痛みや肩の痛みに変わってくることもありますので、かならず整形外科や小児科にかかることをおススメいたします。
また、私の経験では幼児期では不眠症や夜泣きなど急に不安定になることもあります。
恐怖やショックで起こりますので気をつけなければいけません。
小学生や中学生では痛みや違和感があると、姿勢は崩れ、気持ちも落ち込み体調がすぐれない日々が続き、勉強や運動にも大きく関係してきます。
そのままでほっておくと重篤化することになるので気をつけましょう。
「子どもだから大丈夫でしょ」とは思わないでください。
早期に検査や治療を行うことで治るむちうちも時間が経つにつれて治りにくくなります。
必ず、むちうち症の専門医のもと治療を受けてください。